無痛分娩とは

無痛分娩とは

無痛分娩の最大の目的は、痛みと不安の緩和です。
お産の時の痛みは、進行状況により強さも感じる場所も、変化していきます。
麻酔を用いて出産に伴う陣痛を最小限に抑えることを目的とした出産方法です。

無痛という名前が付けられていますが、実際は完全に無痛、無感覚というわけではありません。
出産にあたって陣痛時のお腹の張りや赤ちゃんが移動する感覚、いきむタイミングは非常に重要です。
麻酔をかけますと、適切なタイミングを把握することができない場合があり出産が難航する可能性がありますので、そのため当院では、安全な分娩を優先するために人員の確保などでひと月ごとにお受け出来る無痛分娩数の制限をさせて頂いております。

無痛分娩のことをご理解した上でご検討をしてください。

当院の無痛分娩方法

  • 陣痛の痛みをとる方法は「硬膜外麻酔」または「脊髄くも膜下麻酔」です。
  • 陣痛開始~経過観察をし、分娩がある程度進行してから麻酔を使用します。
  • 緊急対応、人員配置のため、「計画無痛誘発分娩」のみ行っています。
    自然陣痛や破水を待たず、あらかじめ入院日時を決め、陣痛促進剤を使用します。
    入院日は当院から指定させていただきます。
    診察日かつ日中(9時~17時)に麻酔を使用しますので、分娩時刻により無痛分娩ができないことがあります。
  • 貴殿、他患者様の安全確保のため、「24時間体制無痛分娩」「オンデマンド無痛分娩」は行っておりません。またひと月ごとおよび一日ごとの無痛分娩数を制限してありますので、ご了承ください。

以上ご理解の上、当院での無痛分娩をご希望される方は、妊娠36週までに受付で無痛分娩の予約をしてください。ご予約は先着順となります。その他ご質問は診察時院長へお伝えください。

麻酔への同意

無痛分娩をされる方には下記のような無痛分娩の同意書を読んで頂き、理解の上で署名を頂きますので、36週になりましたら院長よりご説明がありますのでご了承ください。

無痛分娩の同意書